愛を知った時


――――コンコン



次に入って来たのは、パパとママ。


千夏はすぐに立ち上がり帰ろうとした。



「結花、又後でね」


「千夏、二次会も来るよね?」


コクリと頷き、両親に会釈してから出て行った。



「あら~~~~~結花ちゃんキレイじゃない」


そう言ってママは、私の回りをぐるりとまわる。




パパはもはや泣きそう。




「パパったら、私はいつまでもパパの娘だよ」




「結花ぁぁ!!!」




そう言って、堰を切ったかのように涙を流した。


「パパ泣かないで」


「そうですよ、今日は喜ばしい日なんですからね」


「わかっとる」


そう言って私をじっと見た。