愛を知った時


次に下の階の方へ挨拶


ドアを開けた瞬間、子供達が走り回って来る。


「こらっ!!!武、繭子、静かにしなさい!!!」


そう言ってこちらを向き


「ごめんなさいね、やんちゃ盛りで…新婚さん?」

「もうすぐ結婚します。」

「あら、良いわね。今度遊びにいらしてね」


そう言って温かく迎えてくれた。




次は上の階へ


呼び鈴を押しても誰も出ない。

私達は、改めて出直そうとした時に帰ってきた。


「どなた?うちに用事?」


「あっ、下の階に引っ越してきた広瀬です」


頭を下げた。


「あっ、どーも」


その方は、スーツをビシッと着ていた。


秘書か何かかな?



「ごめんなさいね。大抵仕事で開けてるんです、家」



そう言いながら鍵を開ける。



「そうなんですか。ご苦労様です」


「何か有ったらいらしてね」



そう言って名刺を渡された。





―――――弁護士!!