愛を知った時


次の日は、仕事帰りに千夏の家に寄った。


昼間に、【仮縫いが終わった】ってメールが来たから、寄る事にしたの。


久々の千夏との再開は近況報告に花が咲いて、結局試着したのは夜の11時を回っていた。



「ヤバい!!こんな時間だよ。試着してみて」



私はワクワクしながら着てみた。



ドレスはデコルテを出したぴったりした上半身に、ふんわりしたスカートが付いているお姫様みたいなライン。



まだまだ飾りは付いていないけど、手作りならではの美しいラインだった。




「千夏、キレイ!!!」



そう言う私をよそに、




「あっれ???寸法間違えたかな???」




そう言ってウエスト部分をつまむ。


「あっ……」


「もしかして痩せた?」


「うん…ごめん」

気まずそうな私に

「まだ仮縫いだから大丈夫だけど…体、大丈夫なの?疲れてるんじゃない?」


体を気遣ってくれる千夏。


「昨日、香にも言われたよ」


「香さん心配してたでしょ?」


「うん…ファミレスで沢山注文された」



私は千夏にサプリメントを貰った。




やっぱり、食べなきゃダメだな……