愛を知った時


――――ガラガラガラガラ



「広瀬~きた……ぞ」




香の会社の方が入って来る。





「!!!!!!!!!!」




私は急いで立ち上がり



「じゃあ、又明日来るね」



そう言い残し、会釈をして足早に走り去った。






ひゃ~~恥ずかしいっっ!!





矢田さんだっけか?!


タイミング悪すぎだよ!!!




私は真っ赤な顔のまま、近くのスーパーからダンボールをもらい帰って来た。



引越しの作業は夜中まで続いた。



---次の日も作業は続く。


一人暮らしで荷物が少ないとはいえ、やっぱり色々出てくる。


一年間も生活してたんだから当たり前か…



でも、食器とか家具付きのマンスリーマンションだから、ダンボールだけで済むからまだ楽かな。


結局、ダンボール6個小さなスーツケース1つに収まった。

ダンボールに名前と住所を書く。


私は管理人さんから台車を借りて、ダンボールを郵便局まで持って行った。




重い!!!





なんでこんなに荷物が有るんだ?


プンプンしながら台車を転がす。


でも、とりあえずは予定通りかな…


私は郵便局員さんにお願いし、空の台車を押してマンションに戻った。