愛を知った時



本当に良かった。





香が生きている…






それだけで良い。





私は香の顔を眺めていた。





―――深夜3時





お母さん達は椅子に座ったまま眠ってしまった。


相当緊張していたのだろう。。。


私は香の近くに行きパイプ椅子に腰掛けた。




「こんな姿になって…痛かったでしょうに」




私は香の頬をさわる。




温かい。




香が生きている実感が出る。



私は香に話しかけた。



「本当に…良かった。香が生きていて。」




「結花びっくりして飛んできたんだからね!!」




私の頬に、涙が伝う。