「はぁぁぁぁぁあ~~~~~緊張した」
香は全身の力が抜けている。
こんなに緊張していたんだ……
やっぱり申し訳ない事をしたな。
「ごめんね香…」
「良いんだよ。俺は結花のご両親とも仲良くしたいし」
「ありがとう」
私は香に抱きついた。
そう言ってくれる香が、素直に嬉しかったんだ。
そんな中、
「お取り込み中ごめんね~~」
そう言って来たのは伸だった。
「結花ちゃん、ごめん。席をはずしてもらえる??」
なんて言うの。
「なんで??」
そう聞く私に、香が
「結花。男同士の話だよ」
そう言ってほっぺたを撫でてから、私に席を外すように促した。
渋々離れると、2人は真剣に話し込み始めた。
かと思うと、いきなり握手し始めた。
どうなってるんだ?!
んん………超気になる!!!
後で香を問い詰めるぞ。
そういってる間に開演10分前になった。
私は急いで楽屋に戻った。

