愛を知った時


右手の薬指には、ピンクゴールドの指輪が光っている。


「ぴったりだ…」

「良かったぁ~ほら、サイズとか分からなかったからさ…超店員さんに聞いちゃったよ」


「香……うれしい」


香は私の肩に手を置くと、


「まだまだ立派なのは買ってあげられないけど、いずれ…な」


私は黙って頷くと、香に抱きついた。

そんな私を香は優しく抱きしめ返した。


「結花可愛いから、変な虫ついたら困るだろ……」


「私が好きなのは、香だけだもん。」




こんなに私の事を考えていてくれた事が





すごくすごく嬉しくて




涙が溢れ出してしまった。



香はしっかりと抱きしめ、指を絡ませて来る。


香のキスが首筋へと降りてくる。


私は香の背中に手を回し、かろうじて立っている。



ふっと香が私を抱き上げベッドにおろした。



私達は、お互いの温もりを刻み込む様に愛し合った。