愛を知った時


「香さん、マジ今度語りましょうよ」

「そうだな。よし、何か企画するか~」

香はベランダでタバコを吸いながら、私達と話す。

「やりましょやりましょ!!そういえば、2ヶ月後に俺らファッションショーやるんっすよ」

「あ~~結花から聞いてるよ」

タバコの火を消すと、部屋の中に入ってきて私の頭に手を置いて引き寄せた。


それだけで、キュンとしちゃう。


「絶対来て下さいね!」

「結花、日曜日だよな?」

私は香を見上げながら頷いた。

「うん」

「仕事休みだから、絶対行くよ!」


香は晴彦を見ながら笑顔で話す。


「よしっ!!ヤッベマジ気合い入るわ」

そう言って急に晴彦は立ち上がった。


「どうしたの?ハル」

「こうしちゃ居られん!!衣装縫わなきゃだな」

そう言って帰りだした。


「え~~!!!ちょっとハル?もう!!」

千夏はこっちを向いて

「結花、本当にありがとね。香さん、あんな奴だけど根は良い奴だから、遊んでやって下さいね」

そう言って、千夏は晴彦を追いかけて行った。