「…嫉妬しちゃって…ごめんなさい。私、香を信じるから」



「…もう不安にさせないから」




俺は決意した。





どんな事が有ろうと、俺は結花を守り抜く。






命に変えてでも……





一生、傍で守り抜く。





結花は俺を見上げながら



「約束?」



結花は小指を出した。




「約束」




そう言って、『指きり』をした。






夕日ははすっかりと顔を隠し、変わりに大きな月が顔を出していた。







『結花、愛してるよ』