愛を知った時

俺はお会計を済ませて店を出る事にした。

時計を見る。

終電が無い時間帯になってた。

先輩は完全に酔っ払っていて、1人じゃ立てない状態だった。

俺は先輩を支えながら聞く。


「先輩~家どこですか??」

「広瀬!帰らないわよ」

「は??先輩帰りますよ!」

「帰らない!」



埒があかないよ!



佐藤に電話してみる。

全然繋がらない。


『あいつ何してるんだよ!!』


先輩は相変わらず泣いている。。。


みんな俺が泣かせたと思ってるんだろうな。


まぁ、俺が泣かせたんだけどさ…


こんな所でウロウロしてても仕方ないから、タクシーで俺の家まで行く事にした。



タクシーの中で何回も佐藤に連絡するが留守電になる。

仕方なく留守電に吹き込む。


『早く連絡くれよ!!!』


先輩は陽気になったかと思うとクタ~としたり、何だか大変そうだ。。。


携帯が鳴る。

佐藤かな?そう思い開けると結花だった。


取りたい!!


でも、こんなバタバタした時に話せないよな。

結花とは落ち着いて話がしたい。


横で先輩は『ひろせく~~~~ん』と絡んでくる。。。




こりゃ無理だな…




横で酔っ払ってる陽気な女が居るなんて心配しちゃうから!!


仕方なく、後でかけ直す事にした。