愛を知った時

仕方なく俺は屋上のドアを開ける。



宮内先輩は泣き崩れていた。


先輩は俺に気づくと、涙を拭き


「見てた?」


そう聞いた。



「いや…聞こえちゃって。これ、サインお願いします。。。って無理ですよね。何が有ったんですか?」


「……広瀬君、これから暇?」



暇っちゃ暇だけどさぁ…



この状況で断れないっしょ。。。


「大丈夫ですよ。」



そう言って書類を上司に提出して、俺達は会社を出た。



俺と宮内先輩は無言のまま歩いた。




宮内先輩が行き着けてるお店に行く事になった。



地下へと続く階段を降りていく。



薄暗いダイニングバーみたいな感じ…



奥の席に座る。



俺達はお酒とご飯などを簡単に頼み、話を聞く事にした。



「先輩、佐藤と何が有ったんですか?」



「実は…」


そう言って、先輩は話し始めた。