愛を知った時

あの後、急ピッチで仕事を終わらせて結花のマンションに向かう。


だって、結花の奴電話を取らないんだよ!!!

宮内さんの事、不安になっちゃったのかな??



そんな些細な事が、心配で心配でたまらない。



もしかしたら、何か有ったんじゃないか。。。



男と居るんじゃないか。。。



なんて…俺ちっちぇ!!



可愛い結花。。



俺は、結花にしか目が行かないのに。



最近、ほとんど結花の家に居る。


結花の元に早く帰りたくて仕方が無くなる。



早く結花の声が聞きたい。。


触りたい、抱きしめたい…


これって完全にハマッてるんだよな(笑)

早足で玄関のチャイムを鳴らす。



------ピンポーーン



「ん??はぁい??」

「俺だよ~~」

鍵を開ける音がする。

普通の顔で結花が顔を出す。

「大丈夫???」

「ん??なんで??」

「全然連絡取れないから。マジ心配したんだぞ。」

「あぁぁ!!!!!!」

カバンをゴソゴソしている。



「ごめん!!!マナーモードにして、しかもカバンに入れていた」



それだけかよ…



俺は気が抜ける。。。



「何も無くてよかったよ」



そう言って抱きしめてキスをする。


このキスが好きだ。


結花の温もりを存分に感じる。


「もうすぐ社員旅行だね」

「…そうだったな。寂しい??」

「香は??寂しくない??」

「寂しいよ。」

「本当に??」

「本当に。離したくないよ」


悪い虫が付いたら困るからな。


「結花も…寂しいし…」

「…心配??」

「うん。。。」