愛を知った時

私達は無言だった。

カフェのような所で車が止まった。

「ここで良いかしら?」

「はい、どこでも。」

私たちは車を降りて3人掛けの席に向かった。


「結花ちゃん、昨日の事…謝りたくて」

「謝る?何で謝るんですか?」

「私かなり酔っ払っていたの。」


その後、私はそのすべてを2人から聞いた。

香が言っている事と全く同じ事だった。


千夏は黙っている。


信用して…いいの??



私は疑心暗鬼になっていた。


「信用してもらえないかもしれないけど…あなたを傷つけてしまい、本当にごめんなさい。。」


「…………」


「でも、これだけは信じて。私と広瀬君はもちろん何もないわ。そして、広瀬君は心の底からあなたを愛してる。」


「……!!!」


千夏が話す。


「お話は以上ですか?」


「ええ。」


「それでは失礼します。」



そういって千円を置き、私を連れて店を出た。



結花が涙を堪えていた事を分かっていたのだろう…


ポロポロと涙がこぼれる。



千夏は泣いている私を連れて、千夏の家まで連れて行ってくれた。