愛を知った時

紙袋を握り締める。



クシャ----



音を立てて潰れた。



私は、腕をつかまれた。



「出て行くな…外は危ないから。ここ…使って良いから…俺が出て行く」




そう言って香は出て行った。





------バタン






私は崩れ落ちた。。。




糸がプツリと切れてしまったように…




香は戻ってこない…




直感で分かる。



どこかで、期待していた…



言葉とは裏腹な私の気持ち…



私は千夏に電話をした。



もちろん寝ている時間。


「んんはい。。どうしたのこんな時間に…」


「…ちかぁ…」


「結花??どうしたの?」


私は、泣いたまま何にも話せなかった。


それでも千夏は


『ゆっくりで良いから』


そう言って優しく話を聞いてくれた。



私は千夏に、一部始終話した。