純情100%の誘惑



……心配、してくれたのかな。


園児だけじゃなく、その家族のことまで。


ホントに優しい人……。




「――タスク先生~! これ手伝ってくれます~?」


保育園の2階から、先輩保育士さんの呼ぶ声がした。



「あっはい! すぐ行きます!」



大きく返事したタスク先生は、「じゃ」とあたしに軽く微笑むと、あっさり踵を返して走っていく。