着いたのは普通の喫茶店。 特別なものは何もない。 だけど、ママは目をぱちくりさせた。何度も、何度も。 「……どうして、風間くんがここにいるの?」 茫然とするママを席まで連れていくと、風間さんがイスから立ち上がり、ママに指輪を差しだした。 「もっ、もう一度お願いします…! 僕と結婚してください!」