「――…ねぇ、美羽。もし、こないだのオジサンがママと結婚したら美羽はイヤ?」 その日の夜、お風呂に入ったとき美羽に尋ねてみた。 「けっこん?」 「うん。オジサンもうちの家族になるの」 「いいよ! 美羽、かぞく好きだもんっ」 美羽はもう、“家族”の温かさを知ってる。 きっと、あの日々があったからだ。