純情100%の誘惑



「あの日、純ちゃんたちが家を出ていって、彼女は内心ショックを受けてたと思う。

でも“すぐに戻ってくるかもしれないから”って、しばらくは明るく振舞ってたんだけど……」


「……」


「ごめん。重い話を聞かせてしまったね」



風間さんは申し訳なさそうに笑って、帰っていった。