あたしたちのこと、迷惑なだけじゃなかったって思ってくれるの……? ――『楽しかった』 あたしも……あたしもです。 たった数日の出来事なのに、きっと一生忘れられない。 先生に恋したことも、きっと。 「ありがとうございました…っ」 その言葉と同時に、ポストに鍵を入れた。 カン、と物悲しい音がした。