純情100%の誘惑



「……純ちゃん」


先生が顔をのぞきこもうとする。



「やめて…ください……っ」



そんなに近づかないで。

これ以上、心を揺らさないで。



「ごめん…なさ……っ
あたし、先生に負担かけるばかりで…っ。先生はあたしたちを拾ってくれて…すごく感謝してるのに……っ」


「……“感謝”…?」



ぽつりと繰り返す声がした。