純情100%の誘惑



先生の低い声に、玄関が静まり返った。



「……あ、ご、ごめんっ。そうだよねっ。お邪魔しました…!」



引きつった笑顔になる女の人。


そそくさと去ってゆく彼ら。


そして、手も降らずドアの前に立つ、先生の背中。



……帰らせちゃった……。


もしかして、あたしのせい?

あたしがいたから?


どうしよう――