そのあとすぐ疲れて眠ってしまった美羽を、タスク先生がおんぶしてくれて。 たいした会話もないまま夜道を歩き、マンションまで送ってもらった。 心配そうなタスク先生に、「ここで大丈夫です」と笑顔で言って別れたあたしは やっぱり帰れるわけもなく、マンションの下でかれこれ20分以上うずくまっている。