「な、何してんだよ、お前ら」 「酒持ってきたぞぉ~~っ」 「は? ……あっ、おい!」 通せんぼする俺を押しのけ、ドカドカと靴を脱ぎ始める仲間たち。 やばい、入られたら 彼女が寝てるのに――! 「……タスク先生?」 背後で響いた、寝起きの頼りない声。 こめかみに、冷や汗が流れた。