「ねーねー、純ちゃん」 「ん?」 観覧車はもうすぐ一番下。 この時間はもう終わる。 夏も、あと少しで終わる…… 「純ちゃんは先生のこと、これから何て呼ぶのー?」 「え……」 だから、勘違いしちゃいけないんだ。 「……先生、は…」