純情100%の誘惑



先生はスペアキーにそれを取りつけると、「はい」とあたしに渡した。



「こんなんだけど、今日の記念ってことで」


「……」



“記念”……。


そっと右の手のひらを出すあたし。


――だけど。



次の瞬間、ためらいがあたしを襲った。