「うわー見たい。どこだろ…」 ガラスに顔を寄せ、風景の中から球技場を探していると。 「もうちょっと右」 「――っ…」 息がかかるほど近く、先生の顔が真横に来て。 あたしが飛び上がったのと同時に、先生もハッと目を見開いた。 「ごめ……っ!」 瞬時に離れるふたり。