放課後は美乃亜に誘われて街に出る。 「……」 「美乃亜…どうしたの?今日は何だか…変だよ!?」 今日の美乃亜はとっても変だった。 いつものように一緒にお弁当を食べたけど… 私が話しかけても上の空。 悩みゴトは無いと言っていたけど・・・ 何だか本当に変だ・・・ 私たちは舗道を歩いていた。 舗道の街路樹の脇に停まった黒のバン。 中は見えないように窓は全面スモークが張られていた。 いかにも怪しそうな男性たちが出て来る。