彼とは廊下ですれ違っても 話すどころか、 目さえあわさない。 彼と話したことはまだ、ない。 もし私があの本とであってなかったら。 もし彼があの本と出逢ってなかったら。 一生話すことも 目もあわすことも ましては手紙を交換するなんてことは 絶対にないだろう。 この本があってよかった。