千嘉は器を持って部屋を出ていった。 お粥を食べたら、眠くなってきた。 千嘉にはちょっと待っててっ!って・・・ でも、眠い。 んー・・・ 「京子ちゃんっ?」 「沖田さん・・・っ?」 私が声を掛けると襖が開いた。 「沖田さんっ。原田さんに新八さんっ。平助君まで・・・」 ぞろぞろと4人が入ってきた。 「風邪は大丈夫か?京子」 「原田さん・・・ご心配お掛けしてすみませんっ。私なら大丈夫ですっ」 「夏風邪ってなぁ、珍しくねぇかぁ?」 新八さんの言う通り。