もちろん、原田さんだった。 「泣いてた、のかっ?」 「なんでっ!??・・・あっ!!」 言わないと思ってたのに。 「だって、瞼腫れてて、目赤ぇし(笑)」 「嘘っ!??」 「本当だっつぅの(笑)」 「わ、笑わないで下さいっ!(汗)」 また、沈黙。 「あのさ・・・お前は、好きなヤツいんのか?」 好きな人・・・ 「いない。・・・って、分からないっ」 正直、グルグルしてて分からないっ。