新撰組〜私の選んだ道〜

「ま、まじかよ…」

「あの総司と…互角…」


二人の試合を見ている人は皆驚いていた

新撰組でも1、2を
争う腕前の沖田と互角にやりあっているのだから

ちゃんと目をこらしていないとスピードが早すぎて
ついていけなくなるほどだった


「…総司のあの攻撃までかわせるとは…」
土方の横で黙って
座っていた斎藤(サイトウ)
も驚いていた

いつも無口で
あまり表情にださない
斎藤が目を見開いて
いる

それほどすごい
試合なのだ。


「こらぁ少し考えもんだな」
と土方が苦笑気味に言った



その後も
何10分という時間、
二人はぶつかり合っていた。


周りも、もしかしたら
あの沖田総司に勝つ女の子がいるかもしれないと
試合に夢中になりながら
話していたが

大きな音とともに
あたりは静まりかえった