結局、そのまま慌てて荷物を取りに 戻ってから陽平が部屋に戻る前に 逃げて来てしまった ほんのりと明るくなり始めている 空の下を家に向かってぼーっと歩く なんだか自分の気持ちがよく わからなくなってきた 少し優しくされたからって 陽平のことが気になってる自分が どうしようもなく軽い女に思えて 嫌悪感でいっぱいになった どうして恋愛ってこんなにも 上手くいかないものなんだろう…