そして私はその恋を
諦めた


ううん

辛くてどうしようも
ないその恋から
私は逃げたのだ



もっともな理由を
つけて



それから陽平と会う機会
は減った



それでも偶然会った時
は笑顔で話しかけて
くれる



それだけで私は
嬉しかった