青信号の点滅が赤に変わった。 私は横断歩道をゆっくり歩き出した。 車がスピードを出して走り出した。 それでも私は躊躇いもなく一方、一方と歩いた。 眩しいライトが自分に接近している事も 今の私にはどうでもよくなっていた。 冬矢くん… ごめんなさい…