私は恥ずかしくなり、冬矢くんに背を向けた。 「おはよ…」 冬矢くんが起きてしまった…!! キス… バレちゃったかな… 「あれ…?璃子寝てんの…?」 「お…おはよ…」 私は真っ赤な顔で冬矢くんに振り向く… 「おまえ顔赤いよ…?」 「え?そうかなっ…?」 冬矢くんは不思議そうな顔で私を見ると、おでこを触った。 「熱…ないよな」 冬矢くん ごめんなさいっ… 私は申し訳ないような気持ちでいた。