長い沈黙が続き、璃子の母親はやっと口を開いた。 「あなた…璃子の過去にあった出来事は知っているの…?」 俺は母親の言葉に少し驚いたが、静かに頷いた。 「…そう…。 あれは全て私が悪いのよ…」 「どうゆう意味ですか?」 俯きため息をつく母親に俺は聞いた。 璃子の母親は、静かに話し始めた−…