三国会議は研究所の所長たちのみで行われた。 須田は納得していなかった。 なぜ、ここまでして隠ぺいしなければいけないのか もうわからなくなってきた。 「須田部長、私・・・。」 「いいんだ相模。」 「・・・忠誠心なくてごめんなさい。」 「命令には従うんだよ。」 「・・・自分が違うと思っていても?」 「・・・それは自己判断に任せる。」 「はい・・・。」 三国会議が終了した。