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重い足取りで待ち合わせのファーストフード店に向かう。
…あ~アカリに会いてぇなぁ…
アカリのヘタクソなバッティング見て癒さたい。
紗夜香ちゃんを待つ間携帯を開いてアカリにメールを打つ。
“今日、夜バッティングセンター行かねぇ?”
“いいよ。でも、その前に…先に謝っとく。”
謝っとく…?なにを?
ストローを加えながら首を傾げる。
「太一君~お待たせ!」
コーラを飲みながら振り返った俺は口の中のそれをブゥーッ!と吹き出した。
だってそこに居たのは紗夜香ちゃんと…
「ア…アカリ!?な…なんで!?」
「太一…汚い…」
紙ナフキンを大量に投げて寄越すとアカリは俺の前にドカッと座った。
「何か買って来る。佐久間さんは?」
「…いらない。すぐ帰るし…」
「あらそう…じゃ、ちょっと待ってて!」
パタパタとカウンターに向かってく紗夜香ちゃんを見送って、俺はアカリに顔を近付けた。

