少し遅い恋愛が始まろうとしていた。

合コンなんて、ダルくて行きたくなかった。





渋谷の六階の眺めがいい居酒屋に男女6人が集まった。


(…まぁ、こんなもんか。)



突然、

「すみません、遅くなりました」


背が高くて、モデル体型、私の目の前に座ったとたん、よく顔が見えた。


「紹介するね、モデルのしゅん君」

この中で抜きんでてレベルが違う、なんでしゅん君はこんな人たちと友達なんだろう?なんて思ってしまった。

かっこよすぎて、この日は目がなかなか合わせられなかった。