「んん……。」


あたしが目を開けると、目の前に冬雅の顔があった。


「起きた?」


「うん…///」


さっきのことがあって、冬雅を直視できない……。


そう思っていると、冬雅は両手であたしの顔を挟んだ。


「天音、こっち向いて?」


目が冬雅と合うと、短いキスが降ってきた。


「と、冬雅……///」


あたし今絶対顔赤い……///


それを見て、冬雅は意地悪く笑った。