黙って歩く

……ハァ…

「誰か、ついて来てる…」

「ですねぇ♪優奈さん凄いですね♪」

凄いも何も…

「わかりやすいだろ…
三人ぐらい…だろ?」

「人数までわかるなんて…
まぁ、ヘタクソな三人で馬鹿でアホで役立たず「「「総司!!??」」」

尾行してきたと思われる三人が出てきた

「総司。ひどい!!」
可愛らしい男で私と同い年ぐらいの人と

「原田はともかく俺達も!?」
テンション高そうな人と

「何で、俺はともかくなんだ!?」

馬鹿そうな人がいた


「うるさいですよ♪
あっ…優奈さんこの人達は、三馬鹿です♪」

ズテェ

三人が転ぶ音が聞こえた

「違うよ!!俺は、藤堂平助だよ!!」

「俺は、永倉新八だぜ!!」

「俺様は、原田佐ノ助だ!!」

「笹原…優奈…よろしく」

適当に返事をする

「お前、テンションひきぃし!!」

…無視しよ…

「優奈はもう、有名だよ!
変な服装で来た人がいるって」

平助が言う

最悪だ…何で、有名になるわけ?