「…お…きたさん?」


私は、今、壁に追い詰められている

何でかって?


そんなの、こっちが聞きたいよ!!!


沖田さんblackオーラが

半端ない…

しかも、竹刀持ってるし

笑ってるけど、目が笑ってないし!!??


「優奈さん…覚悟して下さいね♪」


ゾクゥ


ヤバい…ヤバいヤバい!!!!?????


沖田さんが、竹刀を振り上げる

「待って下さいぃ(泣)!!!!???」

私が泣き叫ぶとピタッと止まって…

「何ですか?言い訳をするつもりですか?」

いやいや、言い訳って何ですか?

私、何か悪いことしました?

「例え恋仲でも今回は許せませんねぇ」

blackオーラを更に倍にした沖田さん

「あ…あの…」

私は、思いきって聞いてみる事にした

「何でしょう?」

ビクッ

もう、泣きそう…

「私…何かしまッしたかッ?」

沖田さんが怖すぎて半泣き状態の私に…

「惚けるつもりですか?
僕の甘味…食べましたよねぇ♪」

ビクッ

怖いょ…

………って…甘味?

えっ…甘味って…

「食べてませんよ?」