「えっ?」

体を放し驚いた様子でこちらを見る沖田さん


言ってしまってから気づいた…

体が火照るように熱い…
私、絶対、顔真っ赤だ…

「ッッやっぱり、気にしないで!
今のは、なかった事にして!!」

私は、ごまかすように笑顔を向ける

が………
「…やだ…」

と、言ってまた抱き締められる…


「はな…して?沖田さん」

本当は、離してほしくない…

でも、勘違いしそうだから…
勘違いしたらもっと傷付くから…


「…やだ…」


そういって、離してくれない沖田さん…

逆に強く抱き締められる


「沖田さん…」

「優奈さん…好きです…」

えっ?

「大好きです…
言葉じゃ足りない程好きです…」

ッッ

不意に沖田さんの息が耳にかかって
体が火照る…


「優奈さんは…?」

「す…き…」
小さな声で言う…
「もう一回…」

「すきです…」

「足りない…」

「ッッ…大好きです///」


「僕も…」


そういって沖田さんは…

「…ンッッ……」

私に熱い口付けを交わした…