「沖田さん…?」

「……」

部屋に着いて優奈さんを床におろす

ギュゥ

「優奈さん…」


この思い…

どうすればいいですか?

いっそ、この気持ちを貴女に伝えてしまおうか…

…無理です…

臆病者の僕には…無理です…

剣が強くても、心は弱いんです…

「沖田さん…」


ギュッ


「優奈さん?!」

驚いた…

だって優奈さんが抱きしめ返してくれた…

嬉しい…

大好きです…

優奈さん…





僕は、そのまま夢の中へと
落ちていった…