中に入ってしまえば、気づかないだろう…


…カチャ

静かに小刀を抜く…

小刀で、自分を刺そうとした時…

バン!!


!!??

ッッ?!

何で…ここに!?

ハッ…

早く死ななきゃ!!??

刀を勢いよく刺そうとした時…

パシッ

「優奈さん!!」

沖田さんが腕を掴んで来た…

「ッッ離して!!」

「離しません!!」
離してと言っても離してくれない沖田さん…
「離してよ!!私は…私は!!
死ななきゃいけない存在だから!!
誰も、必要としてない存在だから!!
私は、生まれちゃいけない者だから!!
私は「「「「「「優奈!!」」」」」」

自分の思ってる事を言った…
途中で皆に名前を呼ばれた


「「「何、馬鹿な事言ってんだよ!!」」」

「お前は、もう仲間なんだ!!」
…仲間?
「ッッふざけないでよ!
仲間なんて…仲間なんて!!
ただの、言葉でしか言ってないくせに!!
親に捨てられて!!
あいつに、ゴミ扱いされて!!
人を信用するなんて、出来る訳ないじゃない!!
それに!!汚れてる私は!!
生きてちゃいけ!「優奈さん!!??」