《沖田》

近藤さんがあんな事を頼むなんて…
優奈さんの事…そうとう大切なんだろうな…

…何でしょう…
胸の中が、変な感じがしますね…
ギュッと締め付けられるような…
苦しくて…黒い何かがあります…

まぁ…気にしません…

そして、部屋に着く…

そこには、無防備にも可愛らしく
寝ている優奈さんの姿があった…

「この人は…何て、無防備なんですか(苦笑)」

長い黒髪が床の上で泳いでいて、
綺麗で真っ白な足がスカートから見える

…ドキドキします…

何で、優奈さんを見ると、変な風になるんでしょうか…

…って、早く布団に寝かせないと、
風邪を引きます

僕は、布団を引き、優奈さんを
抱き抱えて布団に運ぶ…

…優奈さんは、軽すぎです…
ちゃんと、食べないと…

こんな、折れそうな腕をして…
今にも、壊れそうです…

布団に、優奈さんを降ろし…

「おやすみなさい…優奈さん」

そうはいて、僕も、布団に入る

剣を教えるのは、いいですけど…
ちゃんと、出来るんでしょうか?

そして、僕は眠りに入った