《優奈》
あぁ、もう、いつまで腕掴んでるんだよ!!
「いい加減、離せよ!!」
「あ…あぁ…」
永倉がそう言って腕を離した
パサッ
フードをもう一度被ると…
「あぁ!?何で、被っちゃうんですか!?」
沖田が騒ぎ出した。
「うるさい。」
「とれよ!!優奈!」
「黙って下さい。永倉さん」
「優奈!!とってよ!!」
「黙れ」
うっさいなぁ!
何なんだよ!フード被っちゃダメなの!?
ギャーギャー騒いでいると、
平助が…
「優奈。とって?」
首を傾げてこっちを見てきた…
ウッ…
可愛い…
「優奈…お願い」
…ッッ…ハァァァ…
仕方ない…
「…いいょ…」
パサッ
また、フードをとった…
「ありがとう♪」
「べつ「何で、藤堂君の時はとるんですか!?」
「「そうだ、そうだ!!」」
…何なんだよ…こいつらは…
それから、うざくなって殺気をだすと、
黙って、帰っていった。