穴場が見つかった。 私は屋上のドアに背を向けて・・・身体を捻って回し蹴り。ドアは古かったみたいで、外れちゃった。 ・・・別にいっか♪ 屋上に出ると、私は更に上に登る。給水塔の隣に片腕を顔に乗せて寝転ぶ。 ヘッドフォンから流れる音の音量を少しだけ下げる。iPodをいじって曲を変える。 微かな風な流される雲を見ながら私は、いつの間にか眠ってしまった。