* * * * * 『──留守電サービスに接続します。ピーッという発信音の跡に、メッセージをどうぞ』 ピーーーーッ。 『・・・やっぱり、夜だしもう寝てるか?』 「・・・・──」 『夜中に悪い。もし、今聞いてるなら待っててほしい』 「・・・・・・」 『今からそこへ行く。着いたら、また連絡する』 ピーーーーーッ。 小さな高音を立てて、機械は沈黙した。 to be continued....