凜華ちゃんが来てから、牙龍は変わったんや。前より、笑いが増えたんやないやろうか。 女嫌いな勇人もあの子なら平気やし、麻美さんも気に入っとるし、志貴も柔らかくなったし、陸斗や海斗も前より大人になった。 龍騎は、自然に笑うようになった。 あんまり笑わへんかったから、俺としては、嬉しいことや。 壁に背を預けて項垂れたままの龍騎は、見たことないくらいにたより無い。 「・・・龍騎らしくないやん」 「・・・・・」 ボソッと呟くと、龍騎はちらりと俺を見る。うーん、気迫がないとなんや違和感あるな。